Photo: Kouhei Sakaguchi
Courtesy of Kaikai Kiki Gallery
Kaikai Kiki Galleryで始まる二日間限定の展覧会
2024年4月13日(土)〜14日(日)に開催
週末の“To Do”リストに加えておきたい、今見るべきアート展を毎週金曜日に紹介するHONEYEE.COMのMUST-SEE ART。 Kaikai Kiki Gallery で明日2024年4月13日(土)から始まる展覧会は、二日間限定のため見逃す前に足を運ぶしかない。
日本の現代美術を代表する 村上隆 が主宰する Kaikai Kiki Gallery にて、会期わずか二日間のグループ展が開催される。その名も「東京の土」と題した本展では、プロやアマに関係なく、自ら土を掘って作陶する作家グループ「土友」に再び焦点を当てる。
Kaikai Kiki Gallery では2023年8月にも「土友の墓場展」が開催されており、その際は約30名の作家が集結。今回はタイトルにもある“東京の土”をテーマに集まった 四狭間かなた や 和田直樹 ら19名の作家による作品の展示を予定している。
この展示は若い陶芸家や今後の方向性に悩む作家たちが、会場で土友のメンバーと交流する中で新たなアイデアを探る意図も込められているという。そのため陶芸と聞いてイメージするような、日常使いできる陶器とは少しかけ離れた作品が多く並ぶとのこと。
実験的になってしまう理由の一つとして、東京の土が陶芸に不向きな土であるというのも興味深い。村上隆自身は「ちょっと敷居の高いコンセプチュアルな展覧会」とコメントしているが、そう聞くと一層その内容を自分の目で確かめてみたくなりそうだ。
<Information>
土友「東京の土」
開催期間:2024年4月13日(土)〜14日(日)
営業時間:11:00〜19:00
会場:Kaikai Kiki Gallery 東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1F