POST ARCHIVE FACTION が PITTI UOMO 108 のゲストデザイナーに決定
2025.05.08

イタリア・フィレンツェでランウェイショーを開催

Pitti Immagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウォモ)が、2026年春夏シーズンのゲストデザイナーにPOST ARCHIVE FACTION(PAF)(ポストアーカイブファクション)を選出した。

これにより2025年6月17日(火)〜20日(金)の期間中、Pitti ImmagineとKorea Creative Content Agency(コリアクリエイティブコンテントエージェンシー)のサポートのもと、同ブランドはランウェイショーをイタリア・フィレンツェで開催する予定だ。

2018年にドンジュン・リムとスキョ・ジョンによってソウルで設立されたPAFは、K-POPやSNSカルチャーへの熱狂を超え、ブランド独自のスタイルの表現を築き上げてきた。またアーカイブの引用、アシンメトリーなカッティング、スポーツウェアから着想を得たディテールが生み出す実験的なデザインで注目を浴び、近年ではDistrict Vision(ディストリクトビジョン)やOn(オン)とのコラボレーションが話題を集めたことも記憶に新しい。

今回の選出について、Pitti Imagineのコミュニケーションズ&イベンツディレクターのLapo Cianchiは次のようにコメントしている。

「ここ数シーズンにわたり、Pittiでは韓国のカルチャーと美学に特別な関心を寄せてきました。韓国は成長を続けるマーケットであり、イタリアファッション界やPitti Uomoにとっても非常に重要です。というのも、同展示会には多くのジャーナリストや業界関係者が参加しており、その注目度の高さがうかがえます。また、韓国は多様な芸術的言語や分野を横断して結びつける柔軟性を持つ、新世代のファッションデザイナーや若手クリエイターの発掘においても非常に肥沃な土壌なのです」

韓国発のファッションブランドやカルチャーを取り巻く、目まぐるしい熱狂は今後も見逃せない。