ADAM ET ROPÉ が 坂本龍一 のドキュメンタリー映画 Tokyo Melody 4Kレストア公開記念コラボを発表
2025.12.30

作品の世界観を落とし込んだ、10Cultureとのオフィシャルアイテムが登場

ADAM ET ROPÉ(アダム エ ロペ)が、10のカルチャーをバックグラウンドに掲げるレーベルの10Culture(テンカルチャー)と、坂本龍一の幻のドキュメンタリー映画『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』4Kレストア版の劇場公開を記念したコラボレーションアイテムを、2026年1月2日(金)に発売する。

『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』は、1984年5月に坂本龍一が4枚目のソロアルバム『音楽図鑑』の制作を始めた時期に、東京でわずか1週間という短期間で撮影されたドキュメンタリー作品。完成後の1985年にはロッテルダム、ロカルノ、サンパウロなどの国際映画祭で上映され、日本では同年6月9日、第1回東京国際映画祭で一度きり上映されたのみという、まさに“幻”の存在だった。

その後発売されたVHS、レーザーディスク、DVDも長らく入手困難な状況が続いていたが、近年になり16mmフィルムの修復が行われ、4Kレストレーションが実現。約60分にわたる映像には、坂本自らの貴重なインタビューやスタジオでのレコーディング風景をはじめ、出演したCM、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の散開コンサート、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』の印象的な一場面、自宅での連弾の様子など、極めて貴重な記録が収められている。

10Culture ADAM ET ROPÉでは4Kレストア版劇場公開を記念し、本作の世界観を落とし込んだオフィシャルコラボレーションアイテムとしてスウェットプルオーバーとトートバッグを制作。

トートバッグはデザインユニットのGOO CHOKI PAR(グーチョキパー)が手がけたメインビジュアルと、本作のオフィシャルカナフォントを使用した両面デザインに加え、新たに解禁されたシーン写真の中から坂本龍一の世界観を象徴する、独創的なメイクを施した姿を採用した全2型を展開。いずれもジャガード織による、迫力と奥行きを備えた仕上がりとなっている。

また、スウェットプルオーバーは全3種を展開。フロントおよびバックプリントには、メインビジュアルや劇中の印象的なシーンを配し、32歳当時の坂本が時代の先を静かに見据えていた眼差しや、音楽と真摯に向き合う探究と思索の気配を写し取っている。

なお、JUN(ジュン)の公式オンラインストア「J’aDoRe JUN ONLINE」では、2025年12月27日(土)より特設サイトがオープンしており、予約購入者の中から抽選で公式ポスターをプレゼントする購入特典も用意されている。

音楽、映像、そしてファッションが交差する本コラボレーションは、『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』という作品が持つ時間と思想を、いまの視点で再び立ち上げる試みと言えるだろう。