
"内なる冬"、静かな感覚からすくい取った彫刻群
HONEYEE.COMが、今見ておきたいアート・デザイン展を毎週金曜日に紹介。この「MUST-SEE NOW」を参考に、今週末の“To Doリスト”に加えてみては?
韓国・ソウルを拠点に活動するアーティスト・KOESY(コエシ)による個展『Red Winter』が、日本橋馬喰町のギャラリー「CON_」で2026年1月16日(金)〜2月1日(日)まで開催される。
デジタル3Dグラフィックから出発し、現在は彫刻を中心に制作を行うKOESYは、"触れること"や"重みや質感を確かめること"を通じて、形の存在性そのものに向き合ってきた。
本展では明確な意味や物語を持たない造形が並ぶが、目的地のない散歩のように、思考や感情が無意識のうちに形として定着していく、そのプロセス自体が作品となっている。
『Red Winter』というタイトルは、季節とは無関係に、身体の奥に留まり続けていた“内なる冬”の感覚に由来。外界と内面の温度差、その静かな違和感をすくい取った彫刻群は、観る者に感覚的な余白を残しながら、作品への自由な解釈を委ねる。
KOESYが何に“触れようとしているのか”。その輪郭を、感覚で確かめに行きたくなる展示となりそうだ。
<Information>
KOESY『Red Winter』
会期:2026年1月16日(金)〜2月1日(日)
会館時間:14:00〜19:00
休館日:月・火・水・祝日